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先生はどんな人? |
お客様の担当をさせて頂きます講師は、ほとんどが中国東北地方出身の方々です。中国東北地方とは、次の地図で色のついている、黒龍江省・吉林省・遼寧省の三省をいいます。この東北三省の主な都市は、チチハル・ハルビン・長春・瀋陽・大連などです。講師の出身地域は、さらに北京や天津などの河北省地域の方もいます。ハルビンの中国人は、標準の中国語を話すと昔から言われています。訛りの強いと言われている中国大陸内陸部や南方ご出身の方は極少です。
本来、紹介を申し上げるべき各講師のプロフィールは、大変申し訳ありませんが都合によりこのホームページに掲載していません。カウンセリングの冒頭に講師リストが載っているホームページをお客様にお知らせしますので何卒ご了解賜りますようお願い申し上げます。
1.お客様の担当講師
私どもでは、お客様をご指導させて頂く“担当老師”を決めさせて頂きます。
毎回老師が代わることは、老師の責任を明確にできないばかりか、お客様が、毎回老師にいままで進めてきた学習内容を説明する必要があったり、老師がお客様の学習上の問題点を把握しきれないなど、学習の成長を阻害する大きな要因になるからです。私どもは、体験レッスンでお客様が納得された講師を担当老師とさせて頂きます。
担当老師制にすることは、お客様がお休みなられる時など、老師のスケジュールに穴があきその時間はレッスンができないなど、私ども教室側と老師にとっては大変な負担になります。しかし、お客様の学習の成果を得るためには、担任老師制は基本中の基本であるというべき重要なことなのです。
毎回老師を変えてレッスンをする方が良いのだ、と言っている教室もありますが、それは間違いです。彼らは教室側の損失を防ぎたい欲から言っているのであって、決してお客様が学習の成果を得るのためを思って言っているのではないのです。彼らは、お客様が同じ老師でレッスンをされたらこまるのです。なぜなら、指導力のある老師は非常に少なく、その老師を固定化されると、新規のお客様に宣伝として使えなくなるからです。また、老師の出入りが激しく、担任としての固定化がそもそも難しいからです。
音を覚えなくてはならない最初の時期は、少なくとも半年、できれば1年くらいは決まった老師について学習をされますことをお勧めします。音が脳にたまった後には、音色を変えたレッスンも必要ですので、もう一度体験レッスンをして得心してから老師を変えても問題はありません。
担当老師はご希望をお聞きした上で自由に変更できます。
お客様の担当老師は、カウンセリングの時にお客様のご希望をお聞きし、ご希望にもっとも適した老師で体験レッスンを準備させて頂きます。実際にお客様が老師と一対一でレッスンを体験された後に、改めてご相談を賜り、ご納得の上で決めさせて頂きます。
お申し込み時点で、すべてのレッスン日時と老師を確定させて頂きます。
私どもでは、毎レッスンの度にレッスン日時と講師の予約をお客様に強いる方法はとっていません。お申し込み時点ですべてのレッスン日時と担当老師は確定していますので、何のご心配もなく、自分の気に入った老師でのレッスンを継続して受講して頂くことができます。私たちは予約WEB画面を不正に操作して、指導力のある給与単価の高い講師の予約を、故意に一杯にすることなどは仕組み上することができません。
また、レッスン開始後ご希望により講師を変更することも可能です。例えば、日本語の話せる講師から、日本語の話せない講師へ変更するなどです。老師変更の詳細については
こちらをご覧下さい。
老師が1日にレッスンに集中できる時間は、休憩をとりながら最大5時間が限度です。中学教師でも授業を5時間持つことはきついのです。5時間以上のレッスンは、老師も集中が途切れて、「聞いて」→「話して」の中国語の音の記憶を進める、大切な指導が出来なくなります。
老師の休憩が少ないと、老師は、ただテキストを読んで読ませるだけの、手抜きのレッスンになりがちです。従って、レッスンとレッスンの間隔は少なくとも30分以上が必要で、休息はもちろんのこと、前のレッスンのまとめと、次のレッスンの準備をする十分な時間を老師に与える必要があります。
私たちは、レッスンとレッスンの間隔を少なくとも30分以上としており、レッスンのまとめとして、すべてのお客様に毎回レッスン進捗表をお送りしています。
良い講師とは、お客様のレベルと現状の問題を認識し、その解決ができる能力をもった老師のことをいいます。私どもは、まず日本人カウンセラーがお客様とお話をさせて頂きます。ホームページ上での簡単な中国語レベルのチェックをさせて頂いた上で、習得の為の学習方法のお話(約1時間)をさせて頂きます。日本人カウンセラーは、お客様のレベルと現状の問題を把握してそれを詳細を老師に伝え、その後、老師は体験レッスンに臨みます。したがって老師は、日本人カウンセラーの報告と体験レッスンを通じて、お客様に内在する中国語スキルの問題点と解決方法を明確に把握しレッスンに臨みます。
中国語教室が、日本人によるカウンセリングもしないで、
お客様の現状のレベルや修正・強化ポイントを知らない
まま、いきなり中国人老師に接触させて、体験レッスン
を受講して頂くことは無謀としか言いようがありません
一体このような体験レッスンに、受講者としてどんな意味があるのでしょうか?
体験レッスンが、単なるおまけの無料レッスンでは、まったく意味をなさないばかりかこれからの中国語学習はスムースに進みません。
体験レッスンの本来の目的は、受講者にしてみれば「この老師でうまくレッスンができるだろうか」「私の弱点を指導してくれるだろう」「聞き取れる・しゃべれるようにしてくれるのだろうか」などの不安を取り除き、一方で老師は、受講者のレベルと弱点と修正点を理解して、これからのレッスンに備える準備をすることです。
中国語習得の為の最初の一歩がカウンセリングであれば、二歩目は体験レッスンなのです。このカウンセリングと体験レッスンは、教室側の日本人管理者が、責任をもってキッチリとお客様に面と向かってお話とサポートをさせて頂かなければなりません。
教室側が自らの責任を放棄するかのごとく、受講者の現状の中国語レベルを知るでもなしに、お一人お一人のご希望を聞くでもなしに、また、習得のための学習方法をじっくりお話をするではないまま、受講者をただ適当に中国人老師に振り、いきなり中国人老師に向かわせることで果たしてお客様の中国語は上達するのでしょうか?
これでは、受講者の中国語を上達したい気持ちを、適当にあしらっているとしか言いようがありません。
中国語の覚束ない不安の中にいる受講者は、きめ細かい日本人のサポートがあってこそ、安心して中国人老師にコンタクトができるのです。適当に、いきなり、中国人老師に任せっきりにする教室は、お客様が如何に中国語を習得するのかの心配は二の次で、単なる集客集金事務所化します。これは手配師なのです。
教育事業に無知であり、中国語の指導力をまったく持たないままに、ただ、ホームページを作成して、金儲けの道具として教室を運営しているのです。教育の成果に無責任な人間でも教室運営は可能です。彼らは教育のなんたるかを知らないまま本質を避けて、お客様との連絡事を自動化し、できるだけ、お客様と面と向かった学習の話をすることを遠ざけます。お客様との間の敷居を高くしているのです。そして、トラブルが発生すればお客様と真摯に向かうどころか逃げる準備をします。
教育とは温もりです。温もりは接触です。
インターネットという世界の中で、無機質なディスプレー画面のメールを通じてだけの結びつきだからこそ、
より親切に
より丁寧に
より素早く
さらに誤解を生まぬように
を大切にして、私たちはお客様をサポートし、老師たちを指導し管理していかなければならないと、思っています。
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教育とは、教室とお客様との間の敷居を平らに近づけることに重要なポイントがあります。
これこそが教室側の努力なのです。老師が、日本人の中国語習得のためには、重要な切り口があることを認識していないまま、中国の小学校で自分が教わった方法を模倣して、日本人に中国語を教えることは、実にいい加減極まりないことなのです。なぜなら、中国の小学校で中国人老師たちが中国人の子供に中国語を教える大前提は、中国人の子供たちは、「中国語を聞き取ることができるが、文字(教養)を知らない」に立脚しているからです。
この方法を日本人学習者に取り入れますと、日本人学習者の中国語を聞き取る能力は、なかなか開発されません。
常識の範疇で申し上げますと、良い老師とは次の条件を整えていることです。しかしこの常識が通じないのが、また中国人でもありますから、管理者による系統だった管理と統制が絶対に必要になります。
① 標準の中国語が話せる講師。
声母(子音)が正常に発せなれない若者が多くいるので注意を要します。
② 漢字を知っている日本人への中国語指導法の教育を受けている講師。
このことを知らない老師から教わったあなたは間違いなく中国語の哑巴になります。
③ 入門者を除き、日本語のできない講師が最適です。
日本語をあなたに教わろうとする中国人老師もいることを知っていてください。
④ レッスン中にメールを打ったり、映画や音楽をダウンロードしたり、電話を受けた
りひどいのになると子供に宿題を教えたりしない中国人講師。
普通の中国人は自らを統制できませんので、中国人の行動様式の良くわかった管理
者が常に目を光らせる必要があります。毎回のレッスン終了後に、管理者が如何に
中国人老師を管理し受講者に報告しているのか知っておいてください。中国人老師
に任せたままで管理者はほっとらかしになっていませんか。
⑤ 管理者との日々密接な連絡が取れている講師。
中国人の“お客様”の概念は、“お金をくれる人”なのです。その先にある“真実
のお客様”には思いを寄せません。したがって、“お客様は神様です”の考え方は
まったく存在しません。この点を教室管理者はしっかりとわかった上で管理と統制
を行っていかなくではなりません。
中国語学習で言いますと、受講者の要求は適当にあしらいますが、給与を払ってく
れる管理者の命令にはよく従う、と言えるのです。ですからお客様に代わって如何
に管理者が老師に指示と管理ができるかが、その老師が良い講師かどうかの一つの
判断になります。これはすなわち、お客様と管理者、管理者と講師、の連絡がどれ
くらい密接にとれている仕組みになっているかが重要であることになります。
お客様に「直接老師と何でも相談してください」と言い放っている教室は、とんで
もない管理者であるということになります。
2.入門
初めて中国語を勉強されるお客様は、ピンインや講師の口の形をWEBカメラで示すなどの方法で発音の練習から始めますので、日本語の話せる教師がよろしいかと思います。日本語は出来るだけskypeの文字で会話し耳に入らないようにしてください。 |
3.初級
少し勉強されたことのあるお客様も、日本語での説明があった方が理解が進むと思いますので日本語の話せる講師が良いと思います。 |
4.初級 ・ 中級 (上達するかしないかの分岐点)
ある程度中国語を聞くことのできるお客様は、1日の授業時間全てを中国語を聞くことと、話すことにあてることをお勧めします。「おうむ返しの練習」がもっとも必要な時期で、また教師の教科書を読む録音が必要な時期もこの頃です。お客様が日本語の出来ない講師をあえて選ばれることをお勧めします。間違いなく中国語が上達します。一対一ですからわかるまで何度でも講師にしゃべってもらうのです。まさに留学と同じ環境が出来上がります。確認したいことなどは、skype で中国語の筆談をして更に能力を高めてください。日本語や英語が出来る講師でも、日本語からは完全に離れてください。 語学学習は、何の言語であれ同じなのですが上達に進むかあきらめるかの分かれ道が、このレベルの学習方法を誤ることなのです。
中国語が聞き取れないと嘆くあなたに、さらに聞き取れない日が続きます。そしてあなたは日本語で講師と話しますか? なんの目的で日本語で中国人教師と話すのですか? 日本語で講師から何を聞きだしたいのですか?
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